玄関まわりは、住まいの第一印象を決める大切な場所。今回は、熊本市東区のお客様邸にて、建物に合わせた“モダン”な植栽計画を立て玄関横の花壇にギンバイカをシンボルツリーとして植樹した施工例をご紹介します。これまで玄関横にはエゴノキが植えられていましたが、「てっぽう虫(カミキリムシ)の被害を受けてしまったこと」「成長しすぎて枝が道路側にはみ出してしまうこと」「秋冬の落ち葉掃除が大変なこと」など、管理面でのお悩みが増えてきていました。そこで今回は、将来的な維持管理のしやすさも重視し、樹形をコンパクトに保ちやすく、お手入れの負担が少ないシンボルツリーへの植え替えをご希望されました。見た目の美しさだけでなく、管理のしやすさや建物との調和までしっかりと考えた植栽計画により、「見た目」「管理のしやすさ」「建物との調和」そのすべてを兼ね備えた、理想的なシンボルツリーが完成しました。

お住まいは、シンプルで洗練されたモダンテイスト。玄関横の花壇も、建物の雰囲気に合うすっきりとした樹形が求められました。また、半日陰になる場所のため、「日照条件に合う樹種であること」「花や実の管理が大変にならないこと」も重要なポイントでした。そこで今回ご提案したのが、ギンバイカ(銀梅花)です。ギンバイカは、常緑で一年を通して緑を楽しめるうえ、刈り込みにも強く、樹形を整えやすいのが特徴で、成長も比較的ゆるやかなため、大きくなりすぎる心配が少なく、玄関横のシンボルツリーとしてとても扱いやすい樹木です。また、初夏には白く可愛らしい花を咲かせ、爽やかな香りも楽しめることから、建物のモダンな外観とも相性が良く、シンプルで上品な印象を演出してくれます。一般的にギンバイカは実がなる品種もありますが、お客様から「実はならない方が良い」というご希望がありました。ただ、植栽場所が半日陰になるため、花や実の付きが控えめになる可能性がある点をご説明し、「それなら問題ない」とご納得いただきました。それ以上に、刈り込みに強く樹形を整えやすいこと、常緑樹で一年中緑を楽しめること、ご自身でお手入れがしやすいことなどの魅力があり、さらに風水的にも縁起が良いとされ、玄関横や門まわりに植えることで良い気を呼び込み、悪い気をブロックし、住まいの“顔”を清める役割があるといわれています。特に「ご自身で剪定できる」「管理が楽」という点は、今後の暮らしやすさを考える上で大きな決め手となりました。